さて、今回はランサムウエアネタで。

ランサムウエアとは、コンピューターウィルスの一種で、パソコン等に感染すると、そのパソコンを使えなくして、「元の様に使いたかったら金を払え！」と要求してきます。

身代金を要求してくるような悪いプログラムを総じてランサムウエアと呼んでいます。

私も実際に目にしたことはないですが、（目にしたくはないですが(^^;)）厄介な代物です。

感染しても身代金を払えば問題ないかというと、

・身代金を払っても必ず解除方法が送られてくるとは限らない。

・仮に解除できたとしても、ランサムウエア自体が削除されるわけでは無い。

・支払いが有った人の情報が闇で流通している可能性大。

などなどの理由から、支払いをするのもためらわれます。

対策としては定期的なバックアップとかですが、潜伏期間が有るような種類もありますので、数世代残しておくのがベターです。

最近は金払いが良い、企業とか公的機関がターゲットになる場合が多いようです。

思うに仮想通貨がはやって来た頃から、この手のウィルスがメジャーになったような気がします。

犯罪者側からすると、金銭のやり取りが一番のネックなわけで、一番足がつき易い部分だったのが、仮想通貨は、全世界的に金銭のやり取りが出来、足もつき難く、ロンダリングも容易という、願ったり叶ったりの性質を持っているので、使わないわけが無い。

むか～しはウィルスも「Happy Birthday！」とか、「Merry Christmas！」とかの文字を表示するだけのいたずら目的が主でしたが、現実の金銭とリンクする昨今、犯罪組織も本気で資金源の一環として動いていますので、より大規模により巧妙に仕掛けてくることでしょう。

こういうのは、いたちごっこが世の常とは言え、秒進分歩のコンピューター世界ですと、より素早い情報収集と正確な対応が迫られてきます。

そして忘れてはいけないのは、スマホもコンピューターってこと。

お気をつけくださいませ。m(_ _)m