スタッフブログ
STAFF BLOG OF ENERGY ONE
ガス切断に使われる吹管を用いての作業には、逆火事故がしばしば起こっている。吹管の不備・故障や誤った取扱により、火口の先端で燃焼していた炎が瞬間的火口の中へ異常音をたてて吸い込まれ、またすぐ正常状態になることを繰り返したり、炎が吹管内部に吸い込まれたまま、そこで燃焼を続けたり、瞬間的に吹管を通ってホース内に逆火する事がある。逆火は燃焼により噴出するガスと、燃焼のバランスが崩れた時に発生します。つまり、火口から吹管内へ火炎を引き込む現象をいいます。
逆火した場合の処置ですが、
①逆火したら直ちに切断酸素(切断作業の場合)、予熱酸素、アセチレンの順の吹管のバルブを閉じる。
②燃料ホースに逆火した場合は、直ちにガス供給口の元弁を閉める・
③逆火の原因を調べ、燃料ガスの圧力・流量を適切にする。火口を掃除し、キズが生じている場合は取替、吹管の各部締 め付け直し、ガス漏れの無いようにする。
④逆火したホースは十分点検したあと損傷程度により全部または部分的に取り替える。
⑤逆火の原因を調べ、対策を実施した後、使用してもさらに逆火するようなら吹管を取り替える。
以上です。 ご安全に!! 次回は逆火の原因について・・・ です。
MGRとは、「医療ガス情報担当者」の事で、Medical Gases Representative の略です。MGRは、医療ガス(医療用酸素等)の製造販売等を行う企業の代表として医療機関を訪問し、医療ガスの適正な使用と普及を目的としています。
MGRの活動
①医療ガスの情報、安全な取扱い方法、事故情報、ヒヤリ・ハット、適正な運用方法等の情報を提供する等、医療機関の医療ガスの安全管理について、アドバイスします。
②医療機関の要請により医療ガス安全管理委員会に出席し、医療ガスの安全管理をサポートします。
③医療機関の医療ガス関連設備について、使用方法・規模に応じた適切な設備の提案やメンテナンスに関する情報を発信しています。
医療ガスは、通常 14.7MPa,19.6MPa といった非常に高い圧力や、-180℃の超低温といった状態にあります。その製造・流通には医薬品医療機器法だけでなく、高圧ガス保安法の規制を受ける等、取扱い方法などが他の医薬品と全く異なりますので、安全確実に医療ガスを取り扱うためにこの分野に特化した情報担当者が必要なのです。ここが MR との違いです。
キリン、アサヒなどのビールは、液体の2.5~2.8倍の炭酸ガスを溶かしている。コカコーラで3.7~3.8倍。この時の蒸気圧は、炭酸ガス吸収係数表(びん内圧力補正表)で分かります。25℃におけるビールの蒸気圧は0.28Mpa、コーラで0.40Mpa程度。同表には25℃以上はないので、35℃におけるそれぞれの蒸気圧を推測すると、0.36Mpaと0.48Mpa程度となる。ビールは液体で0.2Mpa以上であるので高圧ガス!?
しかし、高圧ガス保安法、関係政省令の運用及び解釈について(内規)の法第2条関係において、「液体に気体が溶け込んでいる状態での当該気体(溶解ガス)は、圧縮ガスとして取扱い、第1号による」とあり、圧縮ガスの定義が適用され、35℃において1Mpa未満であれば高圧ガスに該当しないこととなります。
ヘリウムは太陽の光輝のスペクトル中に初めて発見された事より、ギリシャ神話の太陽神「ヘリオス」にちなんで「ヘリウム」と名付けられました。地球の大気中には、5ppmほど含まれ、無色・無臭の不燃性の気体です。水素に次いで軽く、沸点は摂氏マイナス269℃であらゆる物質の中で最低で、気球用がすや、医療用MRIの磁石の冷却用などにもちいられています。ヘリウムは天然ガスから分離・精製されることが一般的ですが、ヘリウムを十分高い濃度で含んでいる天然ガスの井戸は地球上の一部の地域に偏在していると言われています。井戸の地層がヘリウムを透過しないことが必要だからです。近年盛んに開発が行われているシェール(頁岩)ガスの井戸からはヘリウムを取得することができないと言われてます。ヘリウムはアメリカ、カタール、アルジェリア、ポーランド、ロシアで生産されていますが、中でもアメリカの中西部には政府の管理するヘリウム井戸や多くの民間精製工場があり、世界最大の生産量を誇っています。しかしアメリカは政策的に備蓄しているヘリウムの民間への放出を2o2o年に終了する予定といわれ、一方でカタールの生産量が増加してきており、依然は全量アメリカから輸入していた日本でも、カタールからの輸入が急増しています。日本には、ヘリウムを多く含む天然ガスの井戸は存在しないため、日本ではヘリウムは生産されていません。
高圧ガス保安法第2条に定義されています。
高圧ガス保安法は高圧ガスの災害の防止と、公共の安全確保のために高圧ガス
の製造・販売・貯蔵・移動および消費などについて規定した法律です。
■高圧ガスの定義
1.常用の温度において(ゲージ圧力をいう。以下同じ)が1MPa以上となる圧縮ガスであって現にその圧力が1MPa以上であるもの又は温度35℃において圧力が1MPa以上となる圧縮ガス(圧縮アセチレンガスを除く。)
2.常用の温度において圧力が0.2MPa以上となる圧縮アセチレンガスで
あって現にその圧力が0.2MPa以上であるもの又は温度15℃において圧力が0.2MPa以上となる圧縮アセチレンガス
3.常用の温度において圧力が0.2MPa以上となる液化ガスであって現に
その圧力が0.2MPa以上であるもの又は圧力が0.2MPaとなる場合の
温度が35℃以下である液化ガス
4.前号に掲げるものを除くほか、温度35℃において圧力0Paを超える液化ガスのうち、液化シアン化水素、液化ブロムメチル又はそのほかの液化ガス
であって、政令で定めるもの
と定義されてます。頭がこんがらがりそうですが、覚えるしかないでしょう。
私たちはライフステージにあった「ベストな暮らし」をご提案します!!
エネルギー(LPガス・一般高圧ガス)
水(ウォーターワン)
不動産売買・仲介(ワンズ・ホーム)
太陽光発電・蓄電池・電力
リノベーション(ワンズ・ホーム)
総務部