食材の旨みを逃がさない。"せいろ"で料理の幅がぐっと広がりますよ

蒸気で加熱すると、食材の栄養分が残りやすく、本来の旨味が引き出され、料理がふっくらと仕上がります。“蒸籠（せいろ）”があるだけで、美味しく多彩な蒸し料理を手軽に楽しむことが出来ます。蒸籠を使った蒸し料理やアイデアの数々を紹介しますので、ぜひ参考にして料理の幅を広げて下さい。
蒸気で加熱する“蒸し料理”。

食材の水分を利用して温める電子レンジでは、水分が抜けすぎて時として味気なくなります。“蒸籠（せいろ）”を使った加熱法では、蒸気で水分を補いながら食材を温めるので、ふっくらと美味しく仕上がります。

そればかりでなく、蒸すと食材の栄養分が残りやすく、本来の食味を存分に味わうことができます。さらに、油を使わず、肉や魚の脂も適度に落ちるため、健康的な食事を頂くことができます。
家庭で新しく用意するのなら“中華せいろ”がオススメ。

シューマイなどの点心や温野菜等調理がしやすく、数段重ねて蒸せ、そのまま食卓に出せます。

家大きさも豊富にあり、15cmから30cm程度まで様々に販売されています。
使い方は簡単。
さっと水で濡らしたせいろに食材を入れ、お湯を沸かして蒸気が上がる鍋にセットします。
出来上がりは竹串などで刺してチェック♪

せいろを重ねて、数種類の食材を同時に蒸すこともできるので、調理時間の短縮にもなります。
クッキングシートを利用すると、食材がくっつくのを防ぐことができます。
お米など細かい食材を蒸すときは、蒸し布も便利です。
“蒸籠”があるのなら、第一に作って欲しいのは、温野菜。

蒸気は100℃以上にならず、適度な湿気と低温度で温めるため、食材の旨味が引き出されます。美味しい旬の野菜が手に入ったのなら、蒸籠で蒸してそのまま食卓へ。

ぜひ試してみてください！！